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A1216

Newmanoid設立後の年末から設計を開始し、 翌01年4月の新歓展示に間に合うよう製作された機体。 プロジェクト設立日(12月16日)の日付と一号機ということから 開発コードがA1216になった。 上半身は無く、『骨盤』に相当する部品の上には制御用の回路基盤が載せられる。

使用しているサーボはSANWAのERG-VBで、 これを股関節3軸、膝、足首2軸×2本脚で計12個使用。 機械的な拘束条件(自由に変更できない条件)はサーボの寸法だけなのだが、 制御系担当から「各関節で軸が直交している方が制御しやすい」 との注文がついたのでそれに従い、 股関節3軸、足首2軸はそれぞれ一点で交わるように設計されている。 サーボの配置の順番は発泡スチロール製の模型を使用して試行錯誤を重ねた結果 このような順番に決定した。

また計画立ち上げ当初から歩行以外の動作を視野に入れているために 各関節とも稼動範囲を可能な限り確保した。 それらの都合から、 股関節ピッチ軸のみサーボからタイミングベルトを介して動力を伝達するようになっている。

設計は01年3月までじっくりと行われたのだが、 製作自体は新歓展示直前の一週間で一気に行われた。 もともと部品点数がそれほど多くないこともあるが、 一番厄介だと思われたサーボに軸を固定するためのパーツを外注したことなどがきいたのだろう。 サーボ以外のほぼ全てがアルミ製で、 50×30(t3)のチャンネル材と60×40(t1.5)の角パイプからの切り出し、 それとt1.5の板材から作られている。 股関節ヨー軸が片持ちになっていることが最大の問題点であり、 またしばらく運用していたところ 同軸を受けているコの字型フレームが若干歪んでしまうという問題が発生した。

(B0901)

A1216から半年、01年度の工大祭展示にむけて製作された機体。 9月1日のミーティングで決定した内容に従って設計されたのでB0901なのだが、 正式な開発コードではなくあくまで便宜上の呼び名である。

#01年冬にRobo-oneに参加登録したときの名称は『A1216(仮)』だった。

A1216をベースに改良するつもりだったのだが、 サーボの固定具をジュラコンで自作したことにより全身のバランスが変わったため 結局全て新造することになった。 新たに追加された上半身は肩3軸、肘、手首、指×2本+首3軸で 計15自由度を持つように設計された・・・のだが、 実際には時間的都合により首は製作されなかったので 両腕の計12自由度だけが実現されている。 ただ肩の2軸以外に用いたサーボ(FUTABAのS3103)のギヤが予想以上にもろかったのと、 上半身を制御するための回路が間に合わなかったために動作展示は行われなかった。 下半身の制御用基盤はA1216のものをそのまま背負っている。

新造固定具、樹脂ベアリングの採用等により大分スマートな設計になった下半身に比べ、 そのノウハウを基に可能な限り関節を増やした上半身の内部での評判はいまいち。 その最たる理由は「腕が短い」だった。 ちなみに設計者は回りに指摘されるまでそれに気付かなかった・・・

ネイバー Robo-one仕様(NABOR Robo-one Ver.)

そろそろ数字と記号のコードではなく正式な『名前』を決めよう、 ということで色々と案を出し合った結果選ばれたのがこの名前。 下半身はB0901のままだが、 上半身は02年2月に開催されるRobo-one参加用に作り変えてある。

上半身はRCプロポで操縦、ということで自由度を肩2軸、肘、指×2本の8自由度に削減、 これを二人掛りで操縦する。 構造が単純化されたのでジュラコン製固定具を用いず、 フレームとなっているアルミ部品にサーボ(FUTABAのS3001)を直付けして使用。 またERG-VBと比べてサーボのトルクが劣るため、 多少でも動きやすくなるようにと上腕、下腕ともに肉抜き加工がなされた (画像は加工前に撮影したもの)。 30×30の角パイプ、チャンネル材、アングル材、t3の板材から製作されている。

某女子部員の発案により左手には"鎌"を装備、 右手は複数の希望により”挑発ポーズ”が取れるようになっている。 また今まで外部から電源供給を行っていたものを、 胴体内部にバッテリーを内蔵するようにした。 基盤は小型化した上で背面にマジックテープを用いて固定、 さらに背中から転倒した場合に備えて外側にカバーをもうけている。


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